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Cafe Higuchi・マスターのひとりごと

岐阜県・各務原市、自家焙煎珈琲専門店。おすすめの珈琲やCafeのイベント情報。その他最新情報、ここだけの話を紹介いたします。

KOAコーヒープランテーション2

摘み取ったコーヒーチェリーはその日かまたは翌日に処理
しなければ、品質が落ちるそうです。
収穫が多ければ、その作業もフル稼働になります。

マーリンさんは年間約455トンを生産しています。
それが、どれほどの量なのか私にも想像できません。
この農園はその生産量にみあう設備投資をしています。
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マーリンさん自慢のコロンビア方式のパルパー(果肉除去機)
4台があります。この機械は一時間に1トンの処理能力が
あるそうです。
豆は水路を通って次の工程へと運ばれます。
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ここでも粘液質除去装置に出会いました。
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水洗された豆(ウェットパーチメント)の水を切る装置です
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軽く水切りした後、ドライヤーにかかえられます。
現在、ブラジル製の最新ドライヤーを設置中とのことでした。
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乾燥された豆はスーパーバッグと呼ばれる大きな袋(700kg
はいるそうです)に詰められ、定温貯蔵庫(室温15度湿度65%以下)
で6週間寝かせられます。

その後出荷の前に、脱穀し、パーチメントを剥ぎ取ります

これからが選別にはいります。ハワイでは農務省の検査を受け
認証ラベルをもらわないとハワイコナとして出荷できません
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ハワイコナには厳しいスクリーンサイズ(粒の大きさ)で選別され
また、欠点豆の数も厳しい検査の対象です。
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比重の選別で黒い豆や石を発見します。
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この農園は「カラーソーター」とよばれる機械で欠点豆を電子の目
で発見してはじいていく機械にかけていました。
この機械は日本製です。広島の佐竹製作所が作るお米の選別をする
機械がコーヒーにも使われています。この機械に2回通すそうです。

最終的により良い品質の豆を選び抜く工程が重要です。
各工程においても悪いまめは選別されていきます。
その繰り返しが重要です。一粒悪い豆が混入することで全体の品質
が下がります。

また、豆の保管も重要です。雨の多い地域では湿度の管理をしないと
豆が劣化します。KOA農園はエアコンを倉庫に設置しています。

非常にコストをかけて品質管理が行われています。




  1. 2007/01/08(月) 02:17:43|
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KOAコーヒープランテーション

ハワイコナの栽培地域は、ファライ山の麓の北コナ地区
と南コナ地区、そしてマウナロア山の西側斜面標高250~800m
の地域です。
別名コナコーヒーベルトと呼ばれ、ルート11号沿いに630戸の
農家があり栽培面積は3550エーカー(434.6万坪)だそうです。

630戸のうち、30が農園で600戸が小農家です
小農家はコーヒーだけで生計を立てていません。コーヒーを摘み
取っても加工できないので、農園に量り売りしています。
一方、30の農園でも自分のところでチェリーの水洗処理、乾燥
処理ができるのは、わずか13の農園のみです。

私が研修した「グリーンウェル」「コアコーヒープランテーション」
はその13のなかのひとつです。
コアコーヒープランテーション」は570エーカーあり、コナの
全生産量の20%を占めています。ハワイ島でもっとも大きく
また最新の機械を導入した農園です。
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また、この農園はキャプテンクックとよばれるマウナロア山の麓にあります。
うっそうとした急な山道を車で10分登るとようやくたどり着きます。
そこは、いつも霧が流れてくるお天気です。
高原のような涼しい感じです。豆は十分な時間をかけて熟していくため、
非常に大きく育ちます。他の農園はもう収穫が終わりかけていましたが、
ここの実はまだ青々としていました。
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オーナーのマーリン・アーコビッチ氏「自然の恵みを扱うことを
誇りに思う」
と語り、たった7エーカーからはじめた農園を10年余り
で現在の姿にした頑固で情熱的な経営者です。

設立から5年目に、コナコーヒーカッピングコンテストで最優秀賞を
受賞、アメリカスペシャルティコーヒー協会に属し、アメリカの経済誌
フォーブスにおいて「全米ベストコーヒー」と紹介されました。

  1. 2007/01/05(金) 00:38:39|
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グリーンウェル農園3

ぬるぬるを洗い流した、コーヒー豆の行方は・・・
次は、乾燥工程です。
少し、おさらいになりますが・・・

以前、お話した「ホシダナ」がグリーンウェルでも
活躍していました。大きな熊手のようなもので何度も
豆を移動させ均しながら、乾燥させます。
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4代続く農園を感じさせてくれます。

しかし、ハワイの天候は雨が降り出すことがありますし
天日乾燥だけでは、収穫の盛んな時期には加工が追いつき
ません。

グリーンウェルでは、ホシダナで2日から4日ほど、干した後
ドライヤーと呼ばれる大きな乾燥機にかけられます。
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乾燥工程は、まだ生きているコーヒー豆にとっては、ストレスを
与えることになるそうです。
だから、できるだけ優しいほうがよいのです。

グリーンウェルでは、機械の中の空気温は38~48℃、このとき豆
の温度は32℃ほどです。高温にすると、豆の胚芽が死んでしまい、
出荷後、1年たったときの品質劣化が著しくなるそうです。

雨季と乾季がはっきりしているブラジルやイエメン、エチオピア
グラテマラなどの国には100%天日乾燥のところもあります。

では、100%天日乾燥が良いかというと、それは、生産国の気象
条件によります。
私個人としては、「天日乾燥」のほうが、優しい味のように思えます。

乾燥されて、ちょっと疲れたコーヒー豆は倉庫でしばらくお休み
します。この期間も豆には大切な時間なのです。
コーヒーも生き物ですね。

  1. 2006/12/28(木) 00:26:05|
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