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Cafe Higuchi・マスターのひとりごと

岐阜県・各務原市、自家焙煎珈琲専門店。おすすめの珈琲やCafeのイベント情報。その他最新情報、ここだけの話を紹介いたします。

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下坂農園のこと

ひぐちにとって、「生産者の顔が見えるコーヒー」のスタートであった

下坂農園

3月の震災直後のこと、

輸入代理店からの1枚のハガキが届いた。

『下坂匡氏が農園を売却することになりました』
という内容でした。

私の心を襲った「震災」。

人件費の高騰でブラジルのコーヒー農園は大変だとはしっていたが・・。

とても悲しく、残念な思いです。


1月に下坂氏から届いたメールに、

「散る桜、残る桜も散る桜」という一文がありました。

何か、心に決したものを感じた一文でした。


「不毛の地」セラードの土作りから始めて成功された下坂氏が
その地を離れることの辛い思いは
いかばかりか・・。



3月末に農園は売却され、

新しい土地、

スゥージミナス、ポソーデ カウダスに転居されました。

観光地、コーヒー産地としても有名な新しい土地で
再び、コーヒー農園を始められました。

「セラードと違うのは、土地も良く、気候条件にも恵まれています。
乾期中でも度々雨があります。」

「今、問題なのは人件費の問題」とのことでした。

下坂氏は、昨年から続くコーヒーの高騰は
長くは続かないと予測されていました。

長いコーヒーの経験からでしょう。

6月下旬に一部の低地で霜があったそうですが、
被害は無かったそうです。

そして、

コーヒーの苗木業者は、例年の3倍も増えたそうです。

苗を3倍売ったということなら、
3~4年後には、増産となり、価格は暴落?

コーヒー業界の「アンサステイナブル」な状況は繰り返す・・?。

「私はコーヒー以外のことは解りませんので、
時間があれば、田舎の生産者との会話が楽しみです」という下坂氏。

おいしいブラジルに出会った最初の農園であり、
何度もお会いして知ったそのお人柄に惚れ
たくさんのコーヒーファンも育てた
ひぐちにとってかけがえのないコーヒーでした。

1996年からの長いお取引に感謝し、

新しい土地で丹精込めたコーヒー栽培が成功することを
願っています。

新しい「シモサカ」ブランドが生まれる日を願っています。


2007年
生産国・消費国の「アンサステイナブル」な現実をつぶさに
見てこられた川島良彰氏が、

ライフワークとして
サステイナブルコーヒー」に取り組まれる思い聞き、
とても感動した。


その後「日本サステイナブルコーヒー協会」が設立されました。

その思いに共感共鳴し
ひぐちは会員となり、「サステイナブルコーヒー」に向き合ってきました。

そして、私の身近に起こる
アンサステイナブルなコーヒーの状況。

生産者にとっても、私たちにとっても
共にサステイナブルな世界は、長く困難な道のりかもしれないが
それは、両者が共に追求し、立ち向かうべき道だと思う。


2011年8月17日
バリスタ×サステイナブルコーヒー
「コーヒーの夢と未来を語ろう」
中部学院大学各務原キャンパスにて

コーヒーに心を寄せる方がたの
ご参加を呼びかけます!


■お手数ですが、ネットからの事前申し込みをお願いしております。
詳しくは下記より


http://www.cafe-higuchi.jp/home.html
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  1. 2011/07/23(土) 09:15:41|
  2. 下坂農園便り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【下坂農園便り】ブラジルの大雨。セラードは・・・?

世界的な異常気象は、世界各地で猛威をふるっている昨今。

ブラジル・オーストラリアの豪雨。

ヨーロッパに寒波、

続いて日本も寒波。

各務原も9年ぶりにしっかり積もった雪。

サンパウロ、リオデジャネイロの被害がテレビで放映されていたので、
年明け、下坂匡氏にメールを送った。

こんなお返事が届きました。

  地球温暖化 異常気象 これからは益々多くなるかと思います
  12月15日から1週間世界最南端の町ushaia 大氷河の町CAIAFAATE
  同じ夏でも温度が0-5度 世界中からの観光客でありましたが 何億年前に
  積った雪が温暖化のため1日1メートル割合で押し流されております。
  所々でその氷壁が崩れる光景は素晴らしい??人間がこの大自然を破壊して         
  いる事は許せないと思いますね。


  セラード地帯は水害の心配は有りません。 
  ブラジルのコーヒの相場は国内3-4箇所がテレビなどで放送されますが昨年
  からカルモの コーヒ価格 値段が放送される様になりました。
  この地帯の出来不出来が大きく左右される様になりました。
  良質コーヒ生産地として注目される事はそれだけ責任があることです。
  今迄はコーヒの高値は大旱魃 大霜 以外にありませんでした(。ブラジル)
  霜の被害は18年間ありません 以前は10年大霜1-2回小霜1-2回ありました
  これも温暖化現われです。
  生産者はこの10年 家族生産者は離農されました
  私達も収穫は80-90%が機械化されました、
  人件費が高騰 昨年今年は又予想もしない高値は(霜 旱魃)でないのに
  ブラジル国内では良質コーヒ不足 イタリヤ ヨーロパ系は9-10月の買い付け
  が盛んに行われております。例12月29日が283ドルこの値段は1975年
  1979年大霜以来 50-60%被害の時の値段です。
 
  高値はながく続くとは思いませんが 今年ー杯かと思います

  3-4年後は生産過剰です、今までも何回と繰り返しです
  私は今年74歳 考えて振り思い出したならこの不毛の地で人生半分が
  生きて来たことになります、
 
  感謝なければ 喜びなし。。。


  形ある物は いずれ 崩れる   散る桜 残る桜も 散る桜

  これからの自分の人生の生き方  大きく変わります????

   下坂匡 


コーヒー相場の乱高下を生き抜いてきた生産者の言葉は重い。

高値になれば、皆こぞって植樹
3年後には収穫

供給過多となり、

次には「暴落」そんな繰り返しを眺めてこられた生産者。

それでは、生産者も消費国も幸せではない、
そこから、「サステイナブル」の考えが生まれたと私は思っている。

温暖化による様々な被害は地球に住むすべての生き物が公平に被っている。
しかし、それを加速させてきたのは先進国。

氷河がとけるその姿に、
下坂氏が感じた「怒り」と「不安」


私たちは、もっと真剣にむきあわなければ、
美味しいコーヒーの未来もない。

いつも、含蓄あるメッセージを下さる下坂匡氏。

人間は欲の生き物だけど、形あるものはいずれ無くなる。
人生、何が残せるか・・・。

形にならないものこそ、残すべき価値があるのかもしれない。
  1. 2011/01/21(金) 23:17:55|
  2. 下坂農園便り
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暑い日本、寒いブラジル

コーヒーサロンが終わって間もなくの頃、

下坂匡氏とスカイプでお話をした。

日本は『夏』、そして猛暑。
ブラジルは『冬』、そして極寒。

「アルゼンチンで雪が降ってね、
ここも、9度とか10度だからね」

「こんなに寒いとブラジル人は仕事にならない・・・。」
とのことでした。

世界的な異常気象は地球の裏側ブラジルと日本は対照的な気恩です。

そう、今日は「パラグアイ×日本」のサッカーの試合が中継されていましたが、
パラグアイの選手は、日本の「猛暑」に驚いていることでしょうね!

今年の収穫は早くに終わったそうです。
そのため、スクリーンサイズが小さいそうです。

日本への出荷も早く、年内には入港するでしょうとのお話でした。

今年も、「樹上完熟」が無事収穫できました。
ひぐちのファンの皆様は、ご安心ください。
  1. 2010/09/04(土) 21:42:37|
  2. 下坂農園便り
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