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Cafe Higuchi・マスターのひとりごと

岐阜県・各務原市、自家焙煎珈琲専門店。おすすめの珈琲やCafeのイベント情報。その他最新情報、ここだけの話を紹介いたします。

日本コーヒー文化学会に行ってきました・・5・・

15:00、次の講演は
昨年のハワイ研修旅行で
4月の「コーヒー学入門」でお世話になった
金沢大学特任教授の広瀬幸雄氏。
テーマは「コーヒーを科学する」でした。

前回の「コーヒー学」のときは、
次のコーヒーブレイクの手配で、ゆっくりお聞きしていませんでした。

今回は、聞き漏らさず良く解かりました。
日々の営業にとても参考になるお話です。

「どうしたら美味しいコーヒーを淹れられるか」
「美味しい成分はどこにあるのか」
焙煎したコーヒー豆の構造を顕微鏡でみるところから
先生の研究ははじまる。

蜂の巣状の「ハニーカム構造」を理解すること
美味しい成分は「ハニーカム構造」の空洞の壁面にある。

そして、エキスはどのように抽出されるのかという
「トップノート」のお話。

しかし、
「何が美味しい成分で何が美味しくない成分かがまだわからない」
とのことでした。

先生は自分の「ベロメーター」を信じることも大切と
結んでおられました。

数値で表現できない、解明できないところに「ロマン」と「不思議」
があるように思いました。

いろんなデータを基にとても科学的、理論的でユニークな講演でした。
「ガッテン!」「ガッテン!」の◎でした。

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  1. 2007/06/17(日) 02:59:52|
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