本日の最後の課題は
「カッピング実習トレーニング」です。
用意された2種類のコーヒーを
まずは粉(11g)の乾いた状態の香りを嗅ぐ、(ドライ)
一つのサンプルで今日は10カップ用意されたので、
その総ての香りをチェックする
続いて、沸騰直後の97℃のお湯を200cc注いでいく
その状態の香り(クロスト)を嗅ぐ、
鼻の頭の粉が付きそうな感じで顔を近づけて
今は犬になりたい気分。
待つこと3分。
今度は「ブレイク」と言って、
粉の表面を崩し、3回上下にかき混ぜる
この瞬間の香りも重要です。
上に浮いた粉と泡(灰汁)を取り除きます。
さて、いよいよカッピングの山場です。
カッピングスプーンという、
スープスプーンのようなもので、(代用はできます)
「ズズーッ」とすごい勢いで霧状にコーヒーを
舌全体にひろげます。
先生の見本はこれまた、
とてもお下品な素晴らしい音だった。
このときはお下品な音のほうが正しいのです。
間違っても、お上品にやっていては話になりません。
と私も、頑張るのですが、なかなかあの音にならないのです。
コーヒーは湯温が下がるにつれて、甘みが増してきます。
何度も比べるうちに酸味の質感が少しずつわかるように感じました。
続く